住まいの相談の流れは?事例と実際の流れや注意点を解説!

公開日:2023/08/01

結婚や出産を機に、一戸建ての購入を検討し始める方も多いでしょう。しかし、一戸建てを購入するといっても、資金面や家のことで不安な点もあり、計画が進まないことも少なくありません。そこで本記事では、住宅のことを知り尽くしたプロが第三者の立場からアドバイスをしてくれる「住まいの相談窓口」について詳しく解説します。

住まいの相談窓口を利用するタイミング

注文住宅の購入を検討し始めると、まず住宅展示場に行ったり、パンフレットを見たりして情報収集する方が多いでしょう。しかし、住宅業者は自社にとって有利な情報を話すことが多いため、どこの住宅業者も魅力的に思えて混乱しがちです。さらに、資金計画や土地探しの相談など、住宅業者選び以外で悩むポイントも多いでしょう。

そこで、家づくりについて悩みや疑問があるときは、住まいの相談窓口を利用するのがおすすめです。住まいの相談窓口とは、住宅に関するさまざまな相談やアドバイスを受けられる場所やサービスのことを指します。一般的に、住まいの相談窓口は中立の立場で、専門のアドバイザーやコンサルタントが、相談者のニーズに合わせて的確な助言や情報提供を行います。

そして、住宅ローンや資金計画に関する相談を行う場合は、住宅メーカーや購入する家を決める前の段階で行うことがおすすめです。家づくりの計画の最初に資金計画を立てておくことで、自身の購入予算やローンの借入可能額を把握でき、計画的にマイホームの購入を進められます。また、無理のない返済計画を立てて物件を探すことができ、住宅ローンの破綻リスクを軽減することができます。

ただし、住宅ローン審査が通っていない段階での資金面の相談は、あくまで予測をベースにアドバイスすることになるため、実際に金融機関の審査を経る際に、誤差が生じることも少なくありません。そのため、アドバイスはあくまで参考とし、余裕を持って計画を進めることが大切です。また、資金面以外の相談も、可能な限り早いタイミングで相談に行くのがよいでしょう。

住まいの相談窓口を利用する流れ

住まいの相談窓口を利用することは、新しい住宅を購入したり、リフォームを検討したりする際に非常に役立つ手段です。専門家のアドバイスや情報を受けることで、より賢明な判断ができます。以下で、住まいの相談窓口を利用する流れをご紹介します。

公式サイトへのアクセス

まず、住まいの相談窓口の公式サイトにアクセスします。そこで「店舗予約」または「ビデオ通話相談予約」のオプションを選択します。店舗で直接相談するのも良いですが、状況によっては、ビデオ通話相談が便利な場合もあります。

たとえば、子どもがいて長時間外出がむずしい方や仕事が忙しく時間が確保できない方などは、ビデオ通話相談が便利でしょう。

必要事項の入力と予約

相談方法が決まったら、名前、電話番号、メールアドレス、相談希望日時などの必要な情報を入力します。これらの入力が完了すると、相談の予約が確定します。

アドバイザーとの相談

予約当日、住宅や不動産のことを知り尽くしたアドバイザーと相談が行われます。アドバイザーは幅広い相談に対応しており、資金計画はもちろん、将来設計に合った住まいの提案や間取りのアドバイスなどに対応します。相談者の希望やニーズを重視し、最適な提案をしてくれるでしょう。

ハウスメーカーの紹介

相談者との話し合いの中で、希望があればハウスメーカーの紹介にも対応します。住まいの相談窓口は数多くのハウスメーカーの紹介が可能であり、中立の立場を重視しているため、お客さんの要望に合わないハウスメーカーを紹介することはありません。相談者のニーズに適したハウスメーカーを提案し、理想の住まいを見つけるサポートを行います。

このような流れで相談が行われます。住まいの相談窓口は、住宅や不動産に関する悩みや不安を持つ方々に対して、専門的なアドバイスと情報提供を行う重要な存在といえるでしょう。

住まいの相談窓口を利用する際の注意点

住まいの相談窓口を利用する際は注意点もあります。まず、すべての相談内容に適しているわけではない点に注意しましょう。

住まいの相談窓口は、住宅や不動産に関するさまざまな相談に対応していますが、すでに住宅ローンを契約する金融機関が決まっているおり、住宅ローンについて具体的な相談をしたい場合は、金融機関に直接問い合わせる方がスムーズでしょう。

このように、具体的な計画が進んでいる場合などで、相談先として適さないこともあるため、スムーズ計画を進めるためにも相談先の選定を行うことが大切です。

また、ファイナンシャルプランナーが相談に対応する際にも注意が必要です。ファイナンシャルプランナーはお金のプロとして、住宅ローンのアドバイスなどに対応してくれる心強い存在ですが、一方で保険や投資信託などの金融商品への勧誘が行われる可能性があります。

とくに無料相談では、本来の意図とは関係のない金融商品を勧められることもあるため、住宅ローンに焦点を合わせた相談を希望する場合は、住宅ローンに詳しい有料対応のプランナーを選択するのがおすすめです。

そのほか、相談窓口を利用する際は、信頼性と中立性を確認するのも注意点の一つです。実績や評判を調べ、中立の立場からアドバイスをしてくれる、信頼性の高い相談窓口を選びましょう。中立の立場を重視する相談窓口は、お客さんの利益に合わせた最適な提案を行い、個別の金融商品への偏った勧誘は行わないことが特徴です。

まとめ

住まいの相談窓口は、住宅や不動産のプロが、中立の立場からお客さんの悩みや疑問に関するアドバイスを行い、必要に応じて住宅メーカーや金融機関の紹介を行ってくれます。家づくりでは、疑問や不安が多いため、第三者目線で的確なアドバイスをしてくれる住まいの相談窓口を積極的に利用してみるとよいでしょう。

相談するときは、できるだけ早めに行うことがおすすめであり、まだあまり計画が進んでいない段階から相談しておくとスムーズ家づくりを進めることにつながります。

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すまいポート21(松本店/飯田店)の画像 引用元:https://www.sumai21.net/

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