こだわりすぎは失敗しやすい?住まいを建てるうえで必要な取捨選択

公開日:2023/12/15

注文住宅を建てるとき、張り切ってしまい希望を詰め込みすぎることがあります。結果的に必要ない設備にお金を投じてしまうこともあります。こだわりすぎると、実が公開しているという箇所もあります。住まいのなかでこだわるとよいところは、プロと相談して決めると失敗が少ない注文住宅が建てられます。この記事で詳しく紹介します。

こだわりすぎるとじつは後悔することも多い

注文住宅において、こだわりを持つ人は多いです。憧れのマイホーム、夢と希望を詰め込んだ買い物として、たくさんのこだわりを実現しようとします。しかし、実際に暮らしてみると、案外後悔するこだわりだったというケースもあります。

収納にこだわりすぎた

収納が多いことは、大切なこだわりです。子どものいる家族であれば、収納が多いほうが何かと便利に使えます。しかし、収納にこだわりすぎて、幅の狭い収納を複数作る場合や、手の届かない天井までびっしり収納スペースを作ってしまうこともあります

手が届かなければ収納を使えないので、デッドスペースとなり、ホコリも溜まってしまいます。必ずしも収納が多いことが正解とはならないので注意しましょう。

お風呂のジャクジー

お風呂のジャクジーは、肩や腰の疲れを取っるので、家の浴槽にもつけたいと憧れる人も多いでしょう。銭湯や温泉で味わう非日常感を自宅でも味わいたいと思う気持ちもよくわかります。

しかし、毎日使うとは限りません。非日常感は、たまに味わうから特別である感情が湧きます。今日は湯船に入らないでおこうという日が続けば、ジャクジーは必ずしもつけなくてよい設備かもしれません。

リビングの暖炉

リビングの暖炉は、北欧の暮らしに憧れて導入する人が増えています。暖炉は、部屋の雰囲気が出せるのが特徴です。鉄の部分では直火で調理もできるので、団らんの場所として取り入れやすいです。

一方で、ランニングコストや煙突のメンテナンスなど、来年も使うためのお手入れが面倒なのがデメリットです。初期費用も高いので、注文住宅の予算ではオーバーになってしまう可能性が高いです。

住まいを建てるならどこにこだわるべき?

住まいを建てるにあたり、少しくらいはこだわりを入れたいはずです。しかし、こだわりすぎるとかえって失敗する可能性があります。ここからは、注文住宅でこだわるべきポイントを紹介します。

生活のなかで取り入れたいもの

住まいでこだわるならば、生活の中で取り入れたいものを考えましょう。お風呂のジャクジーやリビングの暖炉は、非日常を感じるアイテムです。毎日暮らす場所として落ち着くこだわりを考えて取り入れるのがベストです

浴室であれば、少し広めの湯船を取り入れる、リビングであれば、暖炉のかわりに全館空調を取り入れるなど、1年を通して快適に過ごせるこだわりがおすすめです。

インテリアでこだわる

インテリアでこだわるのもよいでしょう。インテリアでも、毎日必ず使うものからこだわっていくべきです。ソファー、ベッド、ダイニングテーブルなどがあがるのではないでしょうか。毎日使うものなので、非日常よりも使い心地のよい素材や形状のものを選びます

家の雰囲気とも合っているかなど、こだわりの種類が違ってきます。毎日使うインテリアにこだわるのも、よい住まいにできるポイントです。

間取りにこだわる

住まいで一番悩むのが、間取りです。希望を伝えて工務店におまかせしている人も多いかもしれません。しかし、実際に住むのは注文をした自分とその家族です。どのように暮らしたいかにこだわり、間取りを提案してもよいでしょう。

このとき、家族の今後を考えながら間取りを考えるとさらに実用性があり、長く使える家が完成します

まずは相談!頼りになる相談先は?

失敗しない住まいづくりには、詳しい人への相談がいちばんです。近くにマイホームを建てた知り合いがいればその人に聞いてもよいですが、理想としては、相談窓口へ行くことがよいでしょう。住まい相談は住宅展示場で開催している事が多く、実物を見ながら話を聞けるのでおすすめです

ハウスメーカーに相談

マイホームといえば、ハウスメーカーに相談することを真っ先に思い浮かべると思います。過去の実績や個人的に好みな住宅を建てるメーカーなど、気になるハウスメーカーへ相談に行きましょう。ハウスメーカーは、土地から家の価格のこと、建設中などさまざまな場面でサポートをします。

住まい相談サービスを利用する

住まい相談サービスを利用するという方法もあります。住まい相談サービスは、住宅展示場で開催されていることが多く、住宅を建てようとしている人に向けた相談場所です。展示用に建てられた住宅を見ながら説明を受けることもできるので、よりイメージが膨らみやすいのがメリットです。これからの生活を描きながら相談できるので、こだわりも失敗しにくいこだわりを持てるのがよいです。

まとめ

こだわりすぎると住まいづくりで失敗しやすいという傾向にあります。毎日使うものでも、身の丈に合ったサイズでないと使いこなせません。また、非日常感を味わうために導入する設備も再度検討する余地ありです。成功するこだわりは、毎日の生活で生きてくるこだわり。少しランクアップした生活を手に入れるよりも、毎日小さな幸せを感じられるこだわりのほうが後悔は少ないかもしれません。後悔しない家を作るためには、住まい相談サービスなどでプロに相談しながら決めるのがよいでしょう。こだわりの取捨選択が客観的に行なえます。

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